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最終更新:2026年5月 | カテゴリ:資格ガイド

登録販売者になるには?
試験内容・合格率・給与・勉強法を完全解説【2026年版】

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登録販売者とはどんな資格か

登録販売者は、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づく国家資格で、薬剤師の監督なしに第2類・第3類医薬品(一般用医薬品)を販売できる資格です。2009年の薬事法改正で誕生した比較的新しい資格で、現在ではドラッグストア・調剤薬局・コンビニ・スーパーなど幅広い場所で活躍が期待されています。

最大の特徴は受験資格が不要(誰でも受験可能)なこと。学歴・年齢・職歴に関係なく受験でき、合格後に2年以上の実務経験を積むことで「正規」の登録販売者として一人で医薬品売り場に立てます。

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医薬品を販売できる

第2類・第3類OTC医薬品(風邪薬・胃腸薬・外用薬など)の販売・情報提供が可能になる。

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就職・転職で圧倒的に有利

ドラッグストア各社が常に求人中。資格があれば即戦力として採用されやすい。

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資格手当で収入アップ

多くの企業で月1〜3万円の資格手当が支給。パート・アルバイトでも時給が上がるケースも。

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全国どこでも働ける

ドラッグストアは全国各地に存在するため、引っ越し後も職場を探しやすい。

登録販売者の仕事内容・活躍場所

登録販売者の主な業務は、お客様からの医薬品に関する相談に応じ、適切な製品を案内・販売することです。単なる「レジ担当」とは異なり、医薬品のプロとして接客する専門職です。

主な業務内容

  • 医薬品の販売・情報提供:症状をヒアリングして適切なOTC医薬品を提案
  • 服薬指導:飲み方・副作用・他の薬との飲み合わせなどを説明
  • 陳列・管理:医薬品の在庫管理、使用期限の確認、陳列業務
  • 副作用報告:副作用情報の収集・報告(薬事制度上の義務)
活躍場所特徴求人の多さ
ドラッグストア最多の就職先。資格手当・研修制度が充実している企業が多い★★★★★
調剤薬局薬剤師との連携で専門的なスキルが身につく★★★★☆
コンビニエンスストア医薬品販売できるコンビニが増加中。時給アップが見込める★★★☆☆
スーパー・ホームセンター医薬品コーナーを設けた大型店舗での需要が増加★★★☆☆
通販・EC企業インターネット上での医薬品販売を行う企業での需要★★☆☆☆

受験資格(誰でも受験できる)

✅ 登録販売者試験は受験資格なし!誰でも受験できます
  • 年齢制限なし(高校生・主婦・定年後の方でも受験可能)
  • 学歴不問(中卒・高卒・大卒関係なし)
  • 実務経験不問(未経験でも受験・合格できる)

ただし、合格後に「登録販売者(正規)」として一人で医薬品売り場に立つには、直近5年間で2年以上(通算1,920時間以上)の実務経験が必要です。実務経験がない状態では「研修中登録販売者」として、薬剤師または登録販売者(正規)の管理下で働きます。

試験の科目・問題数・合格基準

登録販売者試験は各都道府県(または複数県が共同で)が実施します。年1回、8〜12月頃に実施されます(時期は都道府県によって異なる)。

科目内容問題数試験時間
第1章医薬品に共通する特性と基本的な知識20問午前:120分
第2章人体の働きと医薬品20問
第3章主な医薬品とその作用(最重要・最難)40問午後:120分
第4章薬事関係法規・制度20問午後続き
第5章医薬品の適正使用・安全対策20問
合計120問合計240分

合格基準

✅ 合格には2つの条件を満たす必要があります
  • ① 総得点が84点以上(120問中70%以上)
  • 各科目で35〜40%以上の得点(都道府県によって基準が異なる場合あり)

特に注意が必要なのは「科目別の足切り」です。第3章(40問)だけで14問以上取れればOKなどの基準がありますが、どんなに合計点が高くても苦手科目で基準を下回ると不合格になります。

難易度・合格率の実態

登録販売者試験の合格率は全国平均で40〜45%前後で推移しています。国家資格の中では比較的合格しやすい部類ですが、第3章(主な医薬品とその作用)の暗記量が多く、独学の場合は計画的な学習が必要です。

年度受験者数合格者数全国平均合格率
2024年度約66,000人約28,000人約42%
2023年度約65,000人約27,000人約41%
2022年度約61,000人約26,000人約43%
2021年度約66,000人約30,000人約45%
2020年度約51,000人約22,000人約42%
📌 都道府県によって合格率が大きく異なる:最も合格率が高い都道府県(60%超)と低い都道府県(20%台)では2〜3倍の差が生じることがあります。受験地選びも戦略のひとつです(ただし受験地は居住地や勤務地の制限がある場合も)。

登録販売者の給与・年収

登録販売者の平均年収は約300〜400万円が相場です(正規雇用・経験3〜5年)。資格を取ることで時給・月収がアップするケースが多く、ドラッグストアでは月1〜3万円の資格手当が一般的です。

雇用形態・職種収入目安
ドラッグストア 正社員(経験1〜3年)月収20〜26万円 / 年収280〜380万円
ドラッグストア 正社員(経験5〜10年・副店長)月収26〜35万円 / 年収400〜550万円
ドラッグストア 店長(管理職)月収35〜50万円 / 年収500〜800万円
パート・アルバイト(無資格)時給950〜1,200円
パート・アルバイト(登録販売者資格あり)時給1,200〜1,600円(資格手当含む)

パート・アルバイトでも資格取得により時給が150〜400円アップするケースが多く、主婦・主夫や副業としても大きなメリットがあります。

合格後のキャリアパス

📈 登録販売者のキャリアアップルート
  1. 登録販売者試験に合格
  2. 「研修中登録販売者」として実務経験を積む(2年・1,920時間以上)
  3. 「正規登録販売者」として一人で医薬品売り場を担当できる
  4. チーフ・副店長・店長へ昇進 → 管理職として年収500万円超も

大手ドラッグストアチェーン(マツモトキヨシ、ウエルシア、ツルハなど)では、登録販売者として入社後に店長・エリアマネージャーへのキャリアアップが体系化されています。勤続年数・業績次第で年収600〜800万円も十分可能です。

効果的な勉強法【独学・通信講座】

登録販売者試験は独学での合格が十分可能な試験です。必要な勉強時間は一般的に200〜400時間が目安です。

独学で合格するための3ステップ

  1. テキスト1冊を選んで通読(1〜2ヶ月):「登録販売者合格テキスト(ナツメ社)」「史上最強の登録販売者テキスト(KADOKAWA)」などが人気。最新版を購入すること
  2. 過去問を都道府県別に解く(1〜2ヶ月):厚生労働省HPで公開されている各都道府県の過去問(無料)を活用。第3章は繰り返し解いて暗記する
  3. 苦手な薬の成分名・効能を集中暗記(直前1ヶ月):第3章の医薬品成分は暗記量が多いが出題パターンが決まっているため、繰り返しが有効

第3章の攻略が合否を分ける

第3章「主な医薬品とその作用」は120問中40問(33%)を占める最重要科目です。風邪薬・解熱鎮痛薬・胃腸薬・外用薬・皮膚薬など多くの種類の医薬品成分を覚える必要があります。成分名の暗記カードを作るか、スマホアプリの暗記ツールを活用すると効率的です。

月別勉強スケジュール(4〜6ヶ月プラン)

時期学習内容目標
1〜2ヶ月目テキスト1周(第1章〜第5章)全体像を把握。専門用語に慣れる
3ヶ月目第3章の集中学習・主要成分の暗記第3章で28問以上取れるようになる
4ヶ月目過去問3年分を解く(第1〜5章全科目)各科目の出題傾向と弱点を把握
5ヶ月目苦手科目の補強・法規(第4章)の確認総得点84点以上を安定して取れる状態
試験直前1ヶ月模擬試験・最終確認・よく間違える成分の見直しコンディション管理

2026年試験日程(都道府県別)

登録販売者試験は都道府県ごとに実施日が異なります。北海道・東北・関東・北陸甲信越・東海・近畿・中国・四国・九州の9ブロックに分けて実施されることが多いです。

地域ブロック例年の実施時期
関東広域(東京・神奈川・埼玉・千葉など)8月下旬〜9月上旬
関西広域(大阪・兵庫・京都・奈良など)9月中旬〜10月
北海道・東北8月〜9月
東海(愛知・岐阜・静岡・三重)9月〜10月
九州・沖縄10月〜11月
※ 正確な試験日程・申込方法は厚生労働省の登録販売者試験情報ページまたは各都道府県のサイトでご確認ください。

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よくある質問

登録販売者と薬剤師の違いは何ですか?

薬剤師は第1類医薬品(解熱鎮痛剤の高用量品など)を含む全種類の医薬品を販売できますが、登録販売者は第2類・第3類のみ販売できます。なお第1類はドラッグストアで販売されている医薬品の約3%で、大半は第2類・第3類です。

未経験でも就職できますか?

はい。試験合格後は「研修中登録販売者」として就職できます。ドラッグストアは常に求人を出しており、資格合格者は未経験でも採用されやすいです。就業と同時に実務経験を積み、2年後に「正規登録販売者」として独立して働けます。

独学で合格できますか?必要な勉強時間は?

独学合格者は多くいます。必要な勉強時間は一般的に200〜400時間が目安。毎日2時間学習すれば3〜7ヶ月で合格圏に入れます。最大の関門は第3章(薬の成分名暗記)なので、そこに時間の半分以上を投資しましょう。

主婦でも取れますか?子育て中でも大丈夫?

はい、主婦の受験者は多くいます。スキマ時間を使った通信講座やスマホアプリを活用することで、子育て中でも計画的に学習できます。合格後はパートタイムで薬局・ドラッグストアで働きながら実務経験を積む方が多いです。

試験に落ちたら何年後に再受験できますか?

受験回数・回数の制限はありません。翌年の試験に再受験できます。都道府県によっては同一年度内に複数回の受験が可能な場合もあります。

まとめ

  • ✅ 登録販売者は受験資格なし。学歴・年齢に関係なく誰でも受験できる
  • ✅ 合格率は全国平均40〜45%。第3章の薬の成分暗記が最大のポイント
  • ✅ 合格後2年の実務経験で「正規登録販売者」として独立して医薬品を販売できる
  • ✅ 資格手当で月1〜3万円アップ。パートでも時給が上がる
  • ✅ 200〜400時間の学習で取得可能。通信講座なら3〜6ヶ月で合格圏に入れる

ドラッグストアや薬局への転職・就職を考えている方、副業・Wワークで収入を増やしたい主婦・主夫の方に特におすすめの資格です。受験資格がなく比較的合格しやすいため、「資格取得の第一歩」としても最適です。

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編集:資格ガイド編集部
各資格の最新情報・試験制度を調査し、受験者目線でわかりやすく解説します。記載内容は取材・公式情報に基づきますが、正確な日程等は必ず公式サイトをご確認ください。